あれからもうすぐ3年...... 夫のギャンブル依存症と私の弱さと向き合って
今振り返ってみると、
3年前の私は夫に対してひどいことを言ってしまったなと思う。
死んでくれなんて... 言われた方はどんな気持ちだっただろうか?
あれから3年、夫とは別居をして今もそれは継続中。
よく今まで続いているなと自分でも思うし、きっと周りからも思われてる。
私たちは自助グループにつながった。
夫は「GA」私は「ギャマノン」
私は当時6回だけ通い、夫は今も通い続けている。
言いっぱなし、聞きっぱなしの空間は不思議なものだったけど
結果行ってみて本当に良かった。
事前にギャンブル依存症関係の書籍を購入して読んでいたので
なんとなくのイメージはついていたものの、私の想像より
穏やかな人、立派な人ばかりで、その人達自身の話も
共感と驚きと、勉強になる考え方でいっぱいだった。
改善方法を教えてくれる訳でもないし、中には無駄だと思う人もいるかもしれない。
それでも同じ境遇の者同士でしか分からない共感があり、
自分の話をただ聞いて受け止めてくれる場所がここにはあると思う。
ギャンブル依存症に悩んでいる人達はぜひ一度足を運んでみてほしい。
夫はGAに3年通い続けてパチンコにも行かない日々を重ねている。
この努力は認めざるをえない。
何度も離婚を考えて、3年前に離婚を切り出した私だったけど
思いのほか夫に拒否されて...
唖然とした反面、今までほとんど意思表示をしてこなかった夫の
「離婚はしたくない」という強い意志を感じて
心の底では少し嬉しく思ったことに自分でも驚いた。
私はまだ夫のことが好きなんだ。
だからこそ、こんなに苛立ち許せないのだけれど...
そこから私の自分自身との向き合いも始まった。
1. その時の気持ち
2回目の借金告白を受けた私は、それはそれは本当にショックだった……
1回目の借金発覚から1年半、月に14~15万程の返済を続け、裕福ではなかったけど夫婦の危機を乗り越えて慎ましくも幸せにやっていると思い込んでいた。
返済まであと50万程、完済の目処もたって子どもの話、家の購入、やっとこのあたりを考えることもできる!そう思えて2人で相談もして不妊外来でアドバイスをもらっているような状況。そして従兄弟の結婚式まであと3か月、そんな状況。
そんな幸せな時を過ごしていたと思い込んでいた私を地獄に突き落とすような告白。
「借金をまたしてしまった。返済が終わったカードからまた借りてしまった。もともとある50万、新たに借りたのが120万くらい。」
どうやったらそんな酷いことが出来るの?今までの生活を思い出して悔しさが込み上げてくる。私もどうしてもっと気を付けなかったんだろう。返済を始めて半年後には、もう旦那が追加で借金を内緒で作っていたなんて…
あんなにふたりで将来について話して、子どもが欲しいって言った時の旦那の気持ちが分からない、パチンコ辞めれてるって目を見て話したのも嘘、「嘘つかない、自分の気持ちを話す」何度も真剣に話したはずなのに答えは全部嘘。
反省してるみたいだし、今ある借金さえ返せば大丈夫だと信じきっていた自分が馬鹿だった。
色んな思いが駆け巡って、顔も見たくなくなり、ここから出て行ってと言ってしまう。
いや、むしろいっそ死んでくれたらこんな気持ちもスッキリするのでは?とすら思っていっそ死んで、と言ってしまう。
もうぐちゃぐちゃ。先の事なんて全く考えられなくなった。